【女子ハンドボール部】終盤の大逆転で劇的勝利!/女子ハンドボール部

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円陣を組んで気合を高めた立命館

 

◆立命館 25-24 武庫川女子大
(5月1日(日)、関西学生春季女子ハンドボールリーグ第6戦@山城総合運動公園体育館)

立命館が終盤の逆転劇で勝ち、今季2勝目を挙げた。前半は9-12と相手を追う展開だったが、後半の途中に流れを掴むと、一気の攻勢で26分に同点とした。さらに、終了間際の29分に内田が7mスローを決めて勝ち越し、接戦を制した。

前半は互いにせめぎ合い、点の取り合いとなった。立命館は先制するもすぐさま逆転され、中盤に同点としたが、終わりに近づくとまた点差をつけられる苦しい展開となった。それでも「冷静にプレーできた」と赤松主将が話すように、慌てることなく格上の相手に喰らい付き、点差を縮めようとコートにいた選手全員が役目を果たした。その結果、9-12とビハインドを3点にとどめ、後半へ望みを繋ぐことが出来た。

後半になると、立命館の選手たちの士気がいっそう高まっていた。その勢いがコートに伝わったかのように、流れが立命館側にどんどん傾いていった。チームの持ち味である「シューターを生かせるような」攻撃が次々と成功し、逆に守備では相手のシュートをキーパーの織田が体を張って防ぎ、こぼれ球を必死ぬに拾い、そしてポイントゲッターの藤田にパスで繋ぐパターンが面白いように決まり、点差をじわりじわりと縮めていった。中盤に1点差に詰め寄ると、控えの選手がベンチから身を乗り出して喜び、観客席からも立命館を応援するムードが漂い始めた。そして後半26分、ようやく24-24の同点に追い付き、直後の相手の攻撃を防ぎボールを奪うと、29分、ゴールに近い位置で相手がファールを犯し、7mスローの好機を得た。これを内田がきっちりと決め、土壇場でこの試合初めてリードを奪い、ここで試合終了のホイッスル。大逆転勝利が決まった瞬間、「優勝したレベル(赤松主将)」で選手全員が互いに喜び、抱擁を交わした。

この日の劇的な勝利でつかんだものは、勝ち星そのものだけではない。チームの全員が勝ちに向けて気持ちを揃えるという理想が実現できたこと、格上の相手にも屈せず真っ向勝負を挑み勝ち切れたことなど、非常に多くの収穫が得られたことだろう。次の相手、関西学院大は「ライバル」と呼んでおり、決して楽ではない展開が予想されるが、このゲームでつかんだ手応えを確信に変えるべく、チーム一丸となってぶつかってほしい。

■インタビュー
佐藤監督
「どちらが勝ってもおかしくない中で(立命館側に)勢いがあった。互いにミスや決定打を欠くなど雑な試合ではあったが、2点差で付けていけたのが良かった。気持ち良い勝ち方ではないが、ギリギリでも勝てたというのは次につながる。それぞれがバランスよく役割を果たせたのが良かったのかもしれない」
赤松主将
「勝ちに対して、点を離されても諦めない気持ちがあった。格上で、公式戦で勝てていない相手だったが、全体的に流れが立命館側にあって、運が良かった部分もあった。いつもは競っていても、負けや引き分けで終わっていたので、勝ちに結び付けられて良かった。次の試合では、勢いに加えてどのようなハンドボールをしていくか考えて臨みたい」

【記事、写真=仙田幸久】