【アメリカンフットボール部パンサーズ】春の借りを返す「気持ち」の勝利/アメフト部パンサーズ

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◇立命館大学パンサーズ 31-3 関西大学カイザース
(関西学生アメリカンフットボールリーグDiv.1第5節 2015/10/24 @西京極総合運動場)

優勝争いが本格的になってくるファイナルステージ3。パンサーズは4連勝で同じく4戦全勝のカイザースとの一戦を迎えた。ここで勝たないとファイターズへの挑戦権はないようなもの。多くの主要選手が丸刈りになり気合十分で試合に臨んだ。パンサーズのキックで試合が始まり、カイザース陣30ヤードからカイザースの攻撃となった。ノーゲインで3rd Downとなり相手QBのパスを#56浦野がINT(インターセプト)、あわや T.D.のカイザース陣6ヤードまで持ち込んだ。少しずつゲインを重ね、カイザースDFがランに集中したところで#11西山から#86猪熊へのT.D.パスが決まり先制する。次のカイザースの攻撃も1st Downを更新させず、こちらは3回のラッシングでゲインを重ね最後は#32西村の10ヤードT.D.第2Qでも#32西村がT.D.を決め前半を21-3で折り返す。
後半に入りカイザースQBに効果的にショベルパスを使われ1stDownを連続で更新されてしまうが得点は許さない。逆にパンサーズの攻撃になると#32西村、#42長谷川両RBを中心といノーハドル攻撃を展開最後はカイザースDLを#42長谷川が飛び越えT.D.27-3と点差を広げる。その後T.D.こそないものの第4Q中盤に#18栃尾がF.G.を決め31-3で勝利を収めた。

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今日も止まらぬナナト

-奮起のDF陣
この日のDF陣は気合が違った。#56浦野のINT(インターセプト)はもちろん#93仲里を中心とするQBサックの応酬。完全にカイザースの出鼻をくじき、流れをパンサーズのものにした。一度、第1Qでパッシングから56ヤード進まれパンサーズ陣14ヤードまで入り込まれた。十分にT.D.圏内。今までのパンサーズDFであったら7点奪われていたであろう。しかし、#94松原のQBサック10ヤードのロスを奪い、F.G.の3点のみの失点に抑えた。その後もロングゲインもほとんどなくOF陣のリズムを作った。

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INTしゲインを奪う#56浦野

-強気のパッシング
今日のQB#11西山は強気だった。第1QのT.D.パスから始まり、相手DF陣の手の上を通すパス。WR#86猪熊がキャッチとはならなかったものの通れば40ヤードパスかというロングパス。 RBに#32西村や#42長谷川を中心とするプレイヤーを揃えるだけにラッシングでゲインを重ねてしまいがちだがパッシングによりカイザースDF陣は慌てた。この戦術は次のデビルズ、ファイターズに十分通じていくだろう。
<試合後インタビュー>
米澤監督
今日は選手たちがよくやってくれたと思います。#9渡邊くらいですかね、地味に活躍していったのは。(関学に)今年こそいけると思って臨んで4年間ても足も出ず負けているので個々だけがレベルアップするだけではダメだと思っています。この一ヶ月すべての行動を関学を倒すために費やしていかないといけない。まだまだ隙だらけなのでそこを改善していかないといけない。
主将田辺選手
(31-3でしたが、)点数的には離れましたけどまだまだ改善しないといけないと思っています。(多くの選手が丸刈りに変わっていましたが)チームとしてやろうというわけではなく個人個人の判断で気持ちを入れてやってくれたと思います。(オフェンスチームを見ていてどうでしたか?)春から進まないこととかが多かったんですけど今日はオフェンスチームが一つになって気持ちをしっかり出せたということで得点もしてくれましたし今日は本当助けられました。(ディフェンスチームはどうでしたか?)完封を目指していたんですけど3点取られてしまったのは悔しいです。ですけど、最初のプレーから全員で攻め続けて、気持ちも入った結果が出たのは良かったと思います。インターセプトもQBサックもチーム全体でのインターセプトであったり、QBサックだと思います。(この2週間の練習の雰囲気はどうでしたか?)プレーの内容云々の前に気持ちをもっと前に出して勝とうという意識を持って練習できていたと思います。(近大戦に向けて)今日の試合の内容を含めてもっと気持ちを入れて高度なチームを作っていきたいと思います。この試合の結果で気持ちを持てば強くなれるということがチーム全体で認識できたと思うので気持ちを切らさずいきたいです。

#11西山選手
(パスを)決めなきゃいけないところで決めれたのは良かったと思います。けど、一回だけ3rdブレイクがいけなかったのが心残りです。もっとパスも通したかったです。(T.D.パスは)スッキリした。1本目取れたことで落ち着いてプレーできた。(第3Qのノーハドルオフェンスは)ラインとバックスの中でランを増やせということだったのでランを増やした結果です。(次の近大戦に向けて)気を抜かずに、この勝利を次のステップアップに使えるようにしっかり練習していきたいです。
#86猪熊選手
今日はワイドユニットでいいところで3rd downブレイクできたのが良かったと思います。相手はスカウティングした通りだったので自分たちのプレーをできたと思います。(関大は)春負けたので勝たないといけないと思っててギリギリ勝つか負けるかってところだったので圧倒できたのは良かったです。
#9渡邊選手
初めての試合でしたが、緊張することなくプレーできました。高校のときとはポジションが変わっていますが、僕はどのポジションでもチームの勝利のために頑張ります。今回 印象に残ったのは、パントのボールを落としてしまったことです。マイナスのプレーが初出場で印象に残ったのですが、これは気持ちを引き締めるために良いと思います。もっと練習を積んで、自分のミスをなくさないと勝利はありません。気を引き締めて、練習します。

#42長谷川選手
ランが出ないとパスを投げようとはなりません。今回は大きく前に進めませんでした。少しずつ、地道にyardを稼いでいくことはできても、RBとしての独走を簡単にはできませんね。近大戦は言い方悪いですが、通過点です。ランで着実に勝ちたいです。もちろん、そこで一発T.D.を狙いたいですが。KGに勝って、日本一を目指すのでRBのランOFに注目してください。
[記事、インタビュー:宇野友泰 インタビュー、写真:成澤郁美]