【男子バレーボール部】序盤劣勢も終盤に活気取り戻し逆転、大阪学院大に辛勝/バレーボール部

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◇立命館 3-2 大阪学院大
1st 23-25
2st 25-17
3st 21-25
4st 25-19
5st 15-10
(9月19日(土)関西学生バレーボール秋季リーグ戦男子1部@京都産業大学体育館)

 

関西学生バレーボール秋季リーグ戦が19日、京都市の京都産業体育館で行われた。立命館は10時間から行われた第1試合で大阪学院大と対戦し、フルセットにもつれ込む接戦の末3-2で勝利した。ここまでの成績を2勝1敗とし、明日は京都産業大学体育館で大阪産業大と対戦する。

 

12日から始まった秋季リーグ戦。初戦(12日)の京都産業大戦に敗れたものの2戦目(13日)の大阪体育大戦に勝利し、1勝1敗で3戦目を迎えた。このリーグ戦で6チーム中3位以内に入れば、10月3日から行われる2次リーグを上位で戦うことができる。この日の対戦相手である大阪学院大は実力がそれほど高くなく、2次リーグを上位で戦うためにも勝っておきたい試合だった。

 

ここまで2戦を1勝1敗で終えている立命館と、2敗と未だ勝ち星のない大阪学院大の対戦。選手たちは「ストレートで勝てる相手」と意気込んで試合に臨んだが、ゲームが始まると戦前の予想とは裏腹に苦しい展開となった。

 

第1セット序盤、立命館はサーブミスが目立ち、リードを奪ってもすぐにミスによって取り返される嫌な流れが続いた。しかし、中盤になるとミスが減り始め、それとともに選手たちに活気が生まれて一時は21-21と最大4点のビハインドを追いつくことに成功した。それでも、23-23と、ここで決めることができればセット獲得が近づく大事なポイントで若林がアタックを外すと、続くポイントも取られてしまいこのセットを落とした。為山監督も「リズムが作れずに相手を勢いづかせてしまった」と振り返るように、ストレートで勝ちたいという強い思いが裏目に出たのか、本来の実力を第1セットで発揮することはできなかった。

 

第2セットになると、サービス、アタックともに相手よりも早く、力のある球が決まるようになり、リードを拡げていった。「第1セットを取られてやっと目が覚めた」と横山が話すように、前のセットを取られたことに対する悔しさを選手たちがコートでぶつけたようだった。このセットは連続ポイントを取って流れを引き寄せる場面が目立ち、4連続ポイントを3度記録した。中でも16-15からの4連続得点の場面では、相手が18-15となったところでタイムアウトを取って立命館の攻撃を阻もうと力を尽くしたものの、再開後それをも跳ね返してさらに2点を追加したため、完全に大阪学院大のリズムを崩すことができた。最後まで攻撃の手をゆるめなかった立命館、このセットを25-21で取り試合を振り出しに戻した。

 

第2セットで自分たちのペースを掴んだようにも思えたが、中盤第3セットになると先のセットでは見られなかったミスが再び頻発するようになる。序盤から大阪学院大にリードを与えてしまい、流れを取り戻せずにいると焦りからか大事なポイントを争う場面でことごとくミスをしてしまい、掴みかけた流れを自らの手で離してしまう。中盤以降、為山監督も流れを変えるために頻繁に選手を交代させるがそれでも悪い雰囲気を止めることができない。結局、序盤ミスで与えた得点を取り返すことができず、21-25で第3セットを落とした。だが、20得点目のサービスエースを決めた2回生・下田はこの日為山監督が「最も光ったプレーヤー」と称するように、力強いプレーでチームを盛り立てた。

 

もう勝つためには1セットも落とせない第4セット。すると選手たちはこれまでとは違って、全員が大きな声を出して活気あふれるプレーを見せた。第2セットの途中リードした場面でも同じように複数の選手が率先して声を出していた場面はあったが、リードされている場面ではコートキャプテンの横山が必死にチームを盛り立てていた。このセットでは、コートに立っている全員が声を出しており、「誰かに言われて声を出すのではなく、最初からムードを作って勝ちに行った」と山本主将が話すように、自らがチームを引っ張るのだという意識を全員が持ってプレーに臨んでいた。すると流れは完全に立命館へ。1点目のブロックを2回生の斎藤がしっかりと決めると、そこから怒濤の5連続ポイントを取ることに成功した。大阪学院大もいきなりタイムアウトを取るなどしたが、それでも立命館の勢いが完全に上回っていた。第3セットから出場したリベロの2回生・川崎や、先のセットから好プレーを続けていた下田ら2回生の活躍が、上回生への奮起を促して良いプレーを生み出し続けた。最後まで3点以上のリードを常に保ち、全員が声を出し続けた立命館がこのセットを25-19でものにし、勝負の行方は最終第5セットの結果に委ねられた。

 

第5セットも立命館の気合いが大阪学院大を大幅に上回っていた。先のセットと同じように先制攻撃に成功し、5-2とリードを拡げた。攻撃の基点はやはり下田だった。「セッターが上手に下田を使っていた」と為山監督が話す通り、しっかりとボールを上げて、それを下田が力強いスパイクで決めるという攻撃パターンがこの試合では光った。途中9-8と、1点差に詰め寄られる場面もあったがきっちりとタイムアウトを取って落ち着きを取り戻し、そこからは13-10と再び点差を拡げ、15-10で試合終了。大阪学院大にまさかの苦戦となったが、立命館の良さが終盤、存分に発揮された試合となった。

 

インタビュー

為山監督

「4セット目は自分たちから立ち直ったのがよかった。春とは違って秋は『立て直し』ができてきたのが良い点」

山本主将

「4回生がムードを作れずにいたし、それに流れがつかめずに前半はだらだらやってしまった。今後は、今日のような試合では勝てないので、全員で1点を取る立命らしいバレーを1セット目からやっていきたい」

横山選手

「本当はストレートで勝ちたかった。どこのチームも一生懸命やっているが、その中で旬美の段階ができていなかった。コートキャプテンとして、声を出して引っ張れば空気が上がると思ってやっている」

川崎選手

「リベロで出たのは初めてだった。下回生は、盛り上げたり、ムードを作ったりしようと2回生同士でも話し合っている」