【女子ソフトボール部】一点で泣く惜敗/女子ソフトボール部

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◇立命館 0-1 関東学園
(8月29日(土)全日本大学ソフトボール選手権大会1回戦@大仏山公園)

全日本大学ソフトボール選手権大会が29日開幕し、全32大学が日本一に挑んだ。立命館は大仏山公園で行われた第3試合で関東学園大と対戦し、0-1で惜しくも敗れた。なお、4回生はこの大会を以って引退となった。

4回生にとっては最後の試合となる夏のインカレ。試合直前まで降っていた雨も、立命館の試合を迎えると止み、空は晴天に変わった。天候も両チームの健闘を後押しするように、第3試合が始まった。

試合前にグレーターを歌いながら士気をあげる
試合前にグレーターを歌いながら士気をあげる

 

この試合、立命館は先攻だった。1回表、トップバッターの牧野がフォアボールで塁に出るも、得点に結びつかず、0点に終わる。その裏、先発の本庄が2アウトからヒットとデッドボールで1,2塁のピンチとなるが、三振に抑えて先制点を与えない。

先制点を与えなかった本庄だが、3回にタイムリーヒットで1点を失う。その後の4回表では中西が二塁まで、5回表で松尾が三塁まで進むも得点につながらない。

一方、本庄は気持ちを切り替え4回以降一人も出塁させない意地のピッチングを見せた。また、五回裏には土居が意地のプレーを見せる。「打たれた瞬間に越えた!って思ったんですけど、とりあえずがむしゃらに走って飛びついて、あれは執念でしたね。自分でもびっくりしました。取れてよかったです」と語った。

 

土居(左)の好プレーを喜ぶ牧野
土居(左)の好プレーを喜ぶ牧野

 

しかし、七回表、2アウト二塁のチャンスをものにできなかった立命。惜しくも一点をとれず0-1で敗れた。今試合に対して主将の土居は「関東学園大はピッチャーがいいのとバッティングがいいチームというのは聞いていたが、自分たちもこのチームが発足した時から打ち勝つチームというふうにやってきたので、自分たちのバッティングを見せて打ち勝とうと話し合っていた。特に対策というよりは気持ちで押していこうという感じで最終調整してきたが、思っていたよりも打てなかったということが今日苦しかった原因でもあった。ピッチャーもよく投げてくれたし野手もよく守ってくれたので、一つのチャンスをものにした相手が勝ったなという印象。」と語る。

-試合後のインタビュー-
●福井監督
西カレでは一生懸命さやがむしゃら度が足りず負けてしまった面があったので、その改善にインカレまでの間挑んできた。調子が決して悪くなく、力関係も拮抗しているはずなのに負けてしまったのは、がむしゃらさが出し切れなかったからだろう。今日の立命は相手に比べ「上品なソフトボール」をしてしまった。相手のバッターに比べ立命は様子見や遠慮がちなことが多かった。
(1点取られたピンチの場面ではどうだったか?)一点をとられたからどうこう、というのはない。ただ2点取れば勝てる、1点では勝てないと伝えた。最低一点を取らなければどんな試合でも勝てないといつも伝えている。今試合でも、後半になっていくにつれ、特に最後の打席に立った牧野のように、ボールに食らいついていく気持ちを見せてくれていた。
この大会で、4回生は引退し新チームとなるが、新チームには引き続きがむしゃらさを植え付けること、個人のレベル向上を目標にやっていきたい。個人の力の面では、何か一つ特技をもってもらいたい。
●土居選手
今日の試合はお互い、点が入らず苦しかった。
インカレというプレッシャーはかなりあり、朝からかなり緊張していた。負けたら終わりということと最後の大会ということで、絶対に勝ちたいっていう気持ちが強すぎて空回りしてしまった部分もあると思います。4年連続インカレに行けたのはこの代が初めてだった。私はチームで唯一入学してから引退まで全てレギュラーで試合に出させてもらったし、インカレも4年間経験させてもらった。その中でいろいろな経験をさせてもらって精神的にもプレーヤーとしてもすごく成長できたと思う。

●牧野選手
今日の試合を振り返ると悔しい気持ちしかない。関東学園大とは去年も2回戦で戦ったことがあり、ピッチャーがドロップ系だということがわかっていたので下の球を全員で意識して練習してきた。ピンチの時には「焦っても仕方ないので、落ち着いていこう」と声かけした。今日の試合は得点圏にランナーが出てからの一点がなかなか遠かったので苦しかった。4年間を通して、技術面ももちろん、それ以上に精神面で本当に成長できたと思う。

●杉岡選手
今日の試合を振り返って、今日のチャンスは4回生に回ってくることが多く、全員が力を発揮できていたら勝てていたと思うが、各々が本来のプレーを見せられなかったということが本当に悔しい。全国大会というプレッシャーは大きく、バントの場面が回ってきたときには、普段なら一発で決めていたところが今日はなかなか決められなかった。全国の怖さを知りました。
チームの雰囲気は良く、負けてしまったが、全員が勝ちたいという気持ちを持っていた。特に終盤はその思いが強く、声もかなりでていた。4回生になって初めてチームを引っ張る大変さがわかった。最後には周りのことも考えてプレーできるようになったのは成長した点だと思う。

●芝選手
DPとして試合にでているのだから打つことが仕事。試合に出てない人の分まで絶対打とう、最後の大会だから後悔なくフルスイングして帰ってこようと思っていたが、三振で一回生に代打も出されるという結果でソフトボール人生が終わってしまったので、自分の実力はこんなもんだったのかって情けないというか、もっと力を出せたのではないかというのが本音です。今まで怪我で1年間ほどプレーができない期間があり、その時同期はもちろん後輩も支えてくれて、復帰して試合に出られるようになってからも周りが応援し続けてくれたから今自分は試合に出ることができている。なのに、チームに貢献できなかったことが本当に悔しい。最後にこうやってこのメンバーで試合ができて良かった。

●本庄選手
今日の試合を振り返って、自分の中では今日の調子は良かった訳ではなく、いつもなら3〜4点取られてしまっていたくらいの調子だった。しかし、その中でもベンチに戻ってくるときにキャッチャーとしっかりコミュニケーションをとったり、野手が声をかけてくれたりして1点で抑えられたのはよかった。ピンチの時には、流れを見て「今タイムとったほうがいいから集まろう」と、セカンドの森田さんが、いつものように声をかけてくださった。その際に「落ち着いて投げたらいいよ」と言ってもらい安心した。普段なら抜けてしまうようなセンター方向やライト方向の打球をとってもらって、今日はかなりチームのみんなに助けたと感じている。インカレに向けては、関東学園大の次に戦う東海大に向けて詰めていた部分があり、正直次の試合を考えすぎていたというのが今回の反省。新チームからは目の前の試合を大切にして行きたい。新チームには今年の打撃の中心メンバーが来年にも残るので打撃でコツコツ点を取りながら、自分が中心となって守備をしっかり固め、絶対的な力をつけていきたい。

●鈴木選手
今年のチームは中心選手のまわりに皆が集まるのではなく、皆で一体となっているような感じだった。高校とは違い、学年全体で苦労しながらチーム作りをしてきた。後輩たちはとてもしっかりしている子たちなので、頑張って今年以上の結果を残してほしい。

●赤澤選手
インカレということで緊張していたが、途中から慣れていっていつも通りの調子が出せたと思う。今年のチームは皆で楽しく元気にソフトボールのできるいいチームだった。四年間を通して、最後まであきらめずにソフトボールを続ける根性を学べたと思う。後輩たちには、自分たちらしく明るく元気に頑張ってほしい。

 

 

【記事:坂爪未波、写真:坂爪未波、インタビュー:門野稜子、坂爪未波】