【女子陸上ホッケー部】女子陸上ホッケー部直前インタビュー【後編】

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悲願のインカレV2へ、目の前の試合に全力で挑む
~女子陸上ホッケー部インカレ直前インタビュー【後編】〜
11月9日から行われる全日本学生選手権で、2連覇を目指す女子陸上ホッケー部。いよいよ目前に迫った大舞台への意気込みなどについて、木原主将(産4)、石川副主将(産4)、横田選手(政3)に語ってもらった。

左から横田、木原、横田
左から横田、木原、横田

-プライベートはどんな風に過ごしていますか。
石川「ずっと週6で動いてるんで、(月曜日のオフは)どちらかというとゆっくりしたいですね」
横田「私も家でゴロゴロしてます(笑)」
木原「3回までは授業もあって活発に動いてた感じがしたけど、4回になったら本当にオフはゴロゴロという感じです」
横田「練習終わった後の時間はチームメートでご飯食べに行ったりしますね」

-先輩・後輩相手の関係はどうですか。
横田「怖い先輩がいないので、1回生は話しかけやすいかなと。1回生と4回生は壁が結構今まであって、それが今年はなくて良いかなと思います」

-インカレは4回生にとって最後の大きな大会。また、3回生にとっても先輩とプレーする最後の大会ですが、どのような試合をしたいですか。
横田「別に最後だからって特別何かをするってわけでもなく、目標に向かってやりたいんですけど、自分が4回生になる前に4回生がどう動いておられたかっていうのと、試合でプレーするっていうよりも試合に向けての取り組みとか、チームの持っていき方とか、先輩の考えとか良いところを受け継がないといけないので、学んでいくべきかなと思います。プレーに関してはいつも通り楽しめたらなと思います」
-試合ではどのような場面で楽しいと感じますか。
横田「私はディフェンシブなんで、自分の思った通りに相手が動いてくれたり、点数とか決めたらもちろんうれしいですし、意外と心の中では笑ってます(笑)」

 

◻︎一つ一つの試合で自分達のプレーを

石川「4回生としては一番最初に始めたときに、インカレでの優勝を目標にしていて、プレッシャーはあるんですけど、変に構えずに今まで通りチーム全体で積み重ねてきたものを目の前の試合に出せたらな、と思います。1回戦勝たないと次はもうないので、『優勝優勝』ではなくて、目の前の試合にしっかりすれば次も良いプレーが出来ると思うので、構えずに行きたいと思います」

木原「私は、(石川)実咲が言ってくれたように、インカレ優勝を最後の目標にしたんですけど、トーナメントで、負けたら終わりなので相手がどこでもいつも通りのプレーをすることが大事だと思います。また、大会を通じて優勝まで行きたいので、初戦から1試合1試合自分たちのプレーをすること、学生同士の大きな大会ということで、絶対に優勝したいという気持ちがあります。初戦から自分たちの試合運びが出来れば自然と優勝に近づくのかなって感じです」

 

◻︎社会に出てからも活きる「主体性」が強み

-他の強豪にはない立命館の特徴は何ですか。
横田「主体性。選手が発言しやすいところですね」
石川「ほかのチームは、監督っていう存在が大きく一つあって、監督がチームを動かしているイメージがあるんですけど、立命だけはメンバーが話し合って一つ一つのプレーを修正して、自分の良いところとかを自由に出せたりとか、メンバー同士で認め合いながら活動できるところが良いと思います。そういうところから和やかな感じにはなってると思います」
木原「実咲が言ってくれた以外に、主体性があることで、ホッケーを楽しめるっていうのが一番あると思います」

-コーチが他の大学に比べるとあまり練習に来てもらえない中ですが、コーチの存在についてはどのように感じておられますか。
石川「一応みんな選手なので、選手がまとめきれない部分もあります。一番権力を持ってる人がズバっと言わないとまとまりにくい場合もあるんで、一概に主体的なのが良いとは言えない部分もありますね。」
木原「学生主体っていうのは4回生だけで決めきれない点があるので、監督・コーチに決めていただきたい点があるというのを4回生になって実感しています。ただ、立命はバイトが出来て、社会に出たときに絶対立命は強いなと思うし、人生はホッケーだけじゃないので、立命でいろんなことが学べるなと思います」

-立命館と並んで「四強」と称される山梨学院大、天理大、東海学院大の特徴はそれぞれどうですか。
横田「山梨は個人技術が高くて、オリンピック選手もいますし、人数も多く、選ばれた『エリート』たちもいて、スピードや1対1、テクニックもあって、勢いがあります。観客席からの歓声もあって、良いなと思います」
石川「監督が外国人で、他の大学にはない海外の考えも取り入れているような気がします」

木原「天理は気持ちを大事にしているというか、監督が主体って感じのチームなので、監督が一人一人に指示をしながらゲームをしているという印象もあります。でも、どこのチームよりも試合に対して声出しの部分は力を入れて、頑張ってるチームだという印象もあります。試合中でも良い声を掛け合ったり、雰囲気を盛り上げたりしているチームです」

木原「東海は天理とは正反対なイメージで、あんまり雰囲気、勢いはないんですけど、粘り強いイメージです」
横田「勢いに乗ったときはものすごい強いです」

 

◻︎勝敗を分けるのは技術よりも「気持ち」

-今回は準決勝で天理大と当たりますが、それについてはどうですか。
石川「天理は、昔からのライバルと言われていて、勝ったり負けたりはしてるんですけど、試合に臨んだら技術というよりはどっちの気持ちが強いかで決まるので、いかに気持ちを持っていけるかだと思います」

-王座の準決勝で山梨学院大と対戦し0-1で敗れてしまいましたが、その時はどのような試合でしたか。
木原「万全の状態ではなかったんですけど、攻められていたのを必死に守ってというゲームでした。自分たちも万全で臨めてなかったから悔しかったし、必死に守ったからこそ0-1に抑えられたっていう印象だったので、悔しかったですね。もう少しいけたっていう気持ちもあったし、悔しい思いが大きかったです」

 

◻︎活躍が期待される3選手

-インカレのキーマン、期待している選手はどの選手ですか。
横田「GKの紙本みゆき(政2)です。昨年はすごい守護神の方が居られて、一回も大事な試合に出ていなかったんですけど、一年ですごく成長して、積極的にもなって、また、キーパーは特殊なポジションなので、頑張ってほしいというのと、去年のインカレもキーパーの人がSOで決めて勝ったので、ぜひとも無失点に抑えてほしいです。期待しています」
木原「気持ちがすごく大きくて、一つ一つの動きとか、2回生なのに自分の意見を持ってるし、4回生にも質問もしてくれるし、精神的にも技術的にも強くなったなと思います」

紙本
紙本

石川「高校の後輩でもある飯見奈々星選手(産1)です。高校生の時は学年が重なってなくて、どんな選手なのかも分からず、大学で初めて一緒にプレーさせてもらったんですけど、高校でも監督が指示して動くというよりかは、選手主体で動くので、その中でいかに高め合って技術を磨くかという環境なので、同じホッケースタイルで成長してきた後輩が、関西に来て環境が変わって、苦労していると思います。その中で、最初の方はチームに慣れるので精いっぱいのように見えたんですけど、最近は落ち着いてプレーできたりとか、ポジションが前後なので、試合中に話してても、指示や主張もしてきてくれたりするので、この勢いで頑張ってほしいです」

飯見
飯見

木原「塩入谷雪乃(文4)です。去年のインカレに出てないんですけど、4回になるにあたって今までとは違う4回生になった姿を実感していて、助けられることがいっぱいあります。自分にはあまりない、気持ちのこもったプレーをするのが特徴で、その姿を見て選手が『もっと頑張らないと』と思わせられるし、自分も後ろから見ていて、刺激を与えてくれる選手です。インカレに向けてこの1年間気持ちのこもったプレーをしてくれているし、インカレでも自分ごとゴールに向かっていくような泥臭いホッケーをしてほしいと思います」

塩入谷
塩入谷

-立命館高校の先輩・後輩である木原選手、横田選手はそれぞれどんなプレーヤーですか。
木原「あずさは本当にセンスがあるなって思うし、元々サッカーをやっていたので、視野が広いと思います。ゲームで安定的にプレーをしたり、西カレでも点を決めるのはあずさだったり、試合中に輝くプレーヤーだと高校の頃から思っています。中学からずっと同じだったので、8年間の仲です」
横田「私の持ってないものを多く持っておられて、ゲーム中でもプレーが安定的で、すごく安心できます。あとは、すごくストイックで、ホッケーに対して真剣に、まじめに取り組んでおられて、チームに絶対必要な人だと思います。ストロークもすごく綺麗で、教えてほしいです。大好きな先輩です」

 

◻︎プレーの意図を明確に、気持ちを高めて頂点を狙う

-最後に、インカレに勝つために必要な事、意気込みを教えてください。
石川「日本リーグ(10月15、16日)、秋リーグ(10月29、30日)もあるので、まずそこで気持ちのこもったプレーをしないと、インカレにはつながらないと思います。これから技術面でもレベルアップするのは必要なんですけど、ここからはチーム全体でいかに気持ちを頂点に高めていくかが大切だと思います」
横田「去年優勝したのは大きいと思っていて、優勝したチームにしか分からない気持ちを全員で思い出して、インカレに向けて気持ちを作り直して、個々からは個人ではなくてチームとして高めていけばもう一度あの喜びを味わえるのではないかと思います」
木原「このようなインタビューの機会があると、当時の事を思い出すんですけど、それはすごく良いことで、それによって気持ちが引き締まるので、インカレ直前でチーム全体でも気持ちを引き締められるようにしたいです。あとは今月も試合が続く中で、気持ちの面で良くない試合をすると、チーム的にも良くないし、逆に、日本リーグでも負けた試合があっても、納得いくプレーができるとインカレにもつながる負けになるので、インカレに向けて自分たちのしたいプレーを明確にしたいと思いました。インカレでは、トーナメントなので、一試合一試合勝っていけたらな、と思います!」

-ありがとうございました。

「気持ちの強さが勝敗を分ける」という答えがたびたび登場したように、四強が激突する準決勝以降においては、技術よりもチームとしての勝ちに対する意識の強さが最も大切になるという。昨年のインカレ決勝では、試合終了の3分前に1点差を追い付き、その後のSO戦で優勝を掴んだ。その逆転劇は、勝ちへの強い執念が生んだものだったのだろう。残り6日に迫ったインカレに向けて、気持ちを高めて、そして大一番で栄冠を掴み取ってほしい。

昨年のインカレで優勝した瞬間の画像。今年もこの喜びを全員で味わいたい。
昨年のインカレで優勝した瞬間の画像。今年もこの喜びを全員で味わいたい。

◆木原雛(きはら・ひな)=1995年3月13日生。産業社会学部メディア社会専攻4回生。京都・立命館高校出身。趣味は映画鑑賞。好きな食べ物はいちご、白ご飯。ホッケーは大学までで終え、卒業後は一般企業へ就職する。

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◆石川実咲(いしかわ・みさき)=1994年4月14日生。産業社会学部こども社会専攻4回生。栃木・今市高校出身。趣味はカフェめぐり。好きな食べ物は納豆、マンゴー。卒業後は実業団で競技を続ける。

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◆横田あずさ(よこた・あずさ)=1995年8月9日生。政策科学部政策科学専攻3回生。京都・立命館高校出身。趣味はライブに行くこと。好きな食べ物はヨーグルト、チーズ。

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