【卓球部】男子全勝で後半戦へ、女子は2勝2敗で強豪追う/卓球部

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◇関西学生卓球秋季リーグ戦第3日目
【男子】○ 4-3(vs同志社大)、○7-0(vs関西大)
【女子】○4-3(vs京都産業大)、○6-1(vs大阪樟蔭女子大)
(9月9日(金)、@横大路体育館)

関西学生卓球秋季リーグ戦第3日目が9日、京都市の横大路体育館で行われた。2日目までを終えて全勝の男子は、同志社大、関西大と対戦し、いずれも勝利を収めた。女子はここまでで白星がなかったが、京産大と大阪樟蔭女子大に勝ち、成績を2勝2敗の五分に戻した。リーグ戦はこの日で折り返しとなり、14日から兵庫県のベイコム総合体育館で再開される。

【男子 vs同志社】
S 中村(法4) ○3-0 西田
S 皆川 (文2) ⚫1-3 松田
S 木村 (産1) ⚫2-3 明石
W 皆川・上條(産1) ○3-0 阿部・西田
S 桐村(産2) ○3-0 西谷
S 上條 ○3-0 阿部
S 岡村(産4) ⚫ 2-3 百々

7日の京都産業大戦では4-3と辛勝。8日の大阪経済法科大戦は流れを取り戻し6-1と、結果的には2勝という理想的な展開で3日目のダブルヘッダーを迎えた。この試合では、リーグ戦ここまでで単複合わせて1勝3敗と調子の上がらない上條が2勝を挙げ、チームの3連勝に貢献。リーグ制覇を掴むためには欠かせないルーキーが、復活の兆しを見せた。
上條は1回生ながら、春季リーグ戦から主力としてメンバーに抜擢され、優秀選手賞に選ばれるなど華々しいデビューを飾った選手である。しかし初戦の京都産業大戦でリーグ戦初黒星を喫すると、まさかの敗戦に気持ちを切り替えることができず、試合の中で不安が生まれるようになったという。この日は試合前に、自らが不調の原因として挙げる「勝たなければならないというプレッシャー」を回避するために、後半での出場を志願した。そして、普段の1番手から5番手に出番を下げてもらい、試合に臨むと「気持ち良く試合が出来た」と軽快な動きで見事ストレート勝ちを収めた。上條と共に春季リーグ戦で優秀選手賞を獲得した皆川も今季は不調に陥っており、なかなかチームとしてベストな状態を作れずにいるが、「声を掛け合って調整していきたい」と岡村主将はチームを思い遣った。

【男子 vs関西大】
S 木村(産1) ○ 3-2 坂根
S 中村 ○ 3-2 中村
S 皆川 ○ 3-1 増田隆
W 皆川・上條 ○ 3-0 坂根・持田
S 桐村 ○ 3-0 持田
S 上條 ○ 3-0 原
S 岡村 ○ 3-0 各務

直前の同志社大戦でリーグ戦3連勝を飾り、良いムードで関西大との対戦を迎えた。この試合では各選手が持ち味を発揮して、危なげない戦いぶりでストレート勝ちした。中でも、怪我から復帰した木村が関西学生選手権の王者を下す金星を挙げ、チームに勢いをもたらした。
木村は上條と同じ1回生で、春季リーグ戦からベンチ入りを果たすと、近畿大戦で初出場初勝利を飾った。今季は初戦からスタメンでの出場が予想されていたが、リーグ戦が始まる直前に腰痛を発症。2日目まではベンチから戦況を見つめていた。この日は復帰戦である同志社大戦で黒星を喫するも、関西大戦では関西学生選手権を制したエース・坂根をフルセットの末に撃破。「高校までに3〜4度対戦したことがあるが、負けたことがない」というお得意様から貴重な勝利を掴み、相手のペースを崩すことに成功した。試合中も腰を撫でる仕草を時折見せるなどまだ万全な状態とは言えないが、「チームに貢献したい」と次週の3連戦に向けて意気込みを語った。

腰の怪我から復帰した木村
腰の怪我から復帰した木村

【女子vs京都産業大】
S徳住(文1)○3-1藤本
S笹岡(産3)○3-0桐村
S横山(文2)●2-3大平
W笹岡・山地(文4)●1-3加藤・桐村
S山地○3-0東山
S佐藤(政3)●1-3加藤
S内山(法2)○3-1藤原

【女子vs大阪樟蔭女子大】
S山地○3-0仲村
S徳住○3-0林
S笹岡○3-0矢津田
W徳住・佐藤○3-1中谷・山本
S内山●2-3山本
S横山○3-1中谷
S佐藤○3-0米澤

リーグ戦ここまで勝利のなかった立命館は、秋季リーグ戦3日目第1試合を京都産業大、第2試合を大阪樟蔭女子大と対戦した。「リーグ戦はチーム戦だから、みんなで4点とりにいこう」と主将・山地は選手に声をかけたという。川面監督は「京都産業大戦ラスト・内山がよく勝ってくれた」と秋季リーグ戦待望の初勝利になった京都産業大戦を振り返った。「2連敗していたので、オーダーも前半型で調子のいい選手から出していった」と、1番・徳住、2番・笹岡が勝利し、順調に勝ち星を収め川面監督の起用に応えた。
相手も一歩も引かない戦いが繰り広げられ、3-3で勝負の行方は、7番・内山に託された。ラストで回った時、内山は、「あんまりそこは気にせずやったつもりだったけど緊張はした」と試合後振り返った。「相手はカットマンの藤原(京都産業大)。思い切ってやるのはもちろんのこと、しっかり腕を振れ、そしてストライクゾーンを見極めろ、相手はカットマンだから焦るな」と川面監督は内山に声をかけたという。内山が3-1で勝利し、秋季リーグ戦初勝利を飾った。
大阪樟蔭女子大戦では、京都産業大戦の勝利で掴んだ良い流れを離さず、6-1と快勝した。大阪樟蔭女子大戦・ダブルスを関西学生チャンピオンに輝いた徳住・佐藤組に変えた。「後半戦どっちを使うか迷う」と川面監督も話すように、後半戦は強豪が揃う中で、ダブルスの起用も勝利の行方を占うだろう。
前半戦を終了し、来週から勝負の後半戦を迎える。14日の同志社大、15日の神戸松蔭女子大、16日の龍谷大と後半は春季リーグ上位校と戦う。後半戦に向けて、主将・山地は「絶対苦しい試合になると思うけど、皆やることはやってきたし、1人1人がみんなのために全力で頑張っていきたい」と意気込みを語った。

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□インタビュー
岡村主将
「(前半戦を終えて)中村、桐村が4勝を挙げていて、良い感じで盛り上げられている。上條や皆川など、なかなか勝てない人もいるので、空いた日で調整して、どんどん勝てるようにしてほしい。上條、皆川は春季リーグ戦で全勝しており、その時に4回生が勝てなかったので、多分勝たねばというプレッシャーがあるのが不調の原因だと思う。上回生が引っ張ってプレッシャーを減らしたり、サポートしたりしたい。(この日の)関西大戦は素晴らしい出来で、点数にすると100点だった。同志社大戦は取れるところでもう少し取れれば良かった。(次週に向けて)悔いのないように向かっていって、負けたとしても納得のいく試合がしたい。

木村
「(関西大・坂根との対戦について)相性は悪くなかったので、自信はあった。自分のプレーをするだけだと意識して、1年生らしく元気を出して臨んだ。(先発出場について)緊張した。昨晩に監督から「使いたい」と電話がかかってきて、引き受けた。まだ痛みはあるが、嬉しかった。(次週に向けて)腰は回復に向かっていている。相手も強いので、向かっていくだけだと思う。春季リーグ戦では近畿大戦だけ出たが、(春季リーグ優勝の)関西学院大戦にも出たい」

上條
「今季は出だしから自分のプレーができなくて、昨日も、2-0から気持ちに不安が出てしまい、うまく勝ちきれなかったが、今日はダブルスから切り替えて良い試合ができた。初日に負けたときに準備不足だと感じて、昨日は改善したが、それでも負けたので、もっと準備するようにしたのが勝ちにつながったと思う。(次週に向けて)上位3チームとの試合で、多分主力になると思うのでチームに貢献したい。春季リーグ戦では勝って、受け身になっていたが向かっていく姿勢を思い出してやっていきたい」

□インタビュー
・川面監督
前半戦終わって、近大に春季リーグ6-1で勝っていただけに、負けたのが響いた。うちの主力は横山有、山地、笹岡、徳住。この4人が勝たないと勝ち目がない。ここには期待している。後半戦に向けて、思い切っていくしかない。前半から勝負していきたい。エース対決で勝てば、うちに流れはくる。男子では木村が関西学生チャンピオンの坂根(関大)に勝ったように、金星が女子にも欲しい。金星がないと強いチームには勝てない。

・山地選手(主将)
2戦負けてチームの雰囲気も別に1人1人が調子悪いわけじゃないけど、勝つイメージがなかった。良いところまでいっても、自信がそこまでもてなくて、負けている試合が2戦続いた。京産戦、ギリギリ勝ててチームが勝てたって思えた。後半戦もいい雰囲気で臨みたい。

・徳住選手(シングルス4戦全勝)
京産戦はよく勝てた。秋季リーグ調子は良くないけど、粘った卓球ができている。後半戦は強い人ばっかりで、みんな力を持っている。今まで通りの試合をしていたら、苦しい試合になる。まず、自分の卓球をして粘りたい。後半戦に向けて、1本ずつ、1試合ずつが大事になってくる。まだ1回生なので、勝ちたい気持ちはあるけど、気負わずに挑戦心を持っていきたい。

・内山選手(京産戦でラスト勝負を制す)
後半戦はシングルスも全勝、チームも全勝できるように頑張りたい。

【記事=仙田幸久、松下由佳】