【硬式野球部】2回生4人で完封リレー、勝ち点獲得/硬式野球部

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◇立命館 2-0 京都大
(9月4日、関西学生秋季リーグ戦第1節2回戦@わかさスタジアム京都)

京大 000 000 000 |0
立命 000 020 00X |2
勝 岡本(1勝)

オーダー
4 池内(法4)
7 早田(産3)
5 脇屋(文3)→石原(産4)
3 高島(産4)
8 辰己(産2)
6 堂(文4)→H6 大谷(産3)
9 石坂(済4)
2 佐野(産2)→H 大坂(産1)→2 栃尾(文2)
1 岡本(産2)→H 大林(文4)→1 黒田(文2)→1 小橋(産2)→H 谷口(済4)→1 山上(産2)

関西学生秋季リーグ戦は4日、第1節2回戦が行われた。前日に勝って勝ち点獲得に王手をかけた立命館は、京都大に2-0で完封勝ちし、今季1つ目の勝ち点を掴んだ。先発で5回無失点の好投を見せた岡本は大学初勝利を挙げた。

立命館の先発は岡本。この日が公式戦初先発で、「昨日の東さんに絶対続かないと」と意気込んで真っさらなマウンドに上がった。初回からカーブの制球が定まらず、1イニングで23球を要したが、0点に抑えた2回以降も大きなピンチを招くことなく、5回までを被安打2無失点で投げ終えた。

打線は4回まで、京都大の樋川の前に得点できなかったが、5回に好機が訪れた。一死から池内、早田の連打などで二死二、三塁とし、前日にも先制の適時打を放っている高島が打席に入った。2球目の直球を逆らわずに弾き返すと、打球は右翼手の頭上を越える2点適時打。2戦連続となる先制打に「良いところで打てた」と納得の表情を浮かべた。

 

先制の適時二塁打を放った高島
先制の適時二塁打を放った高島

6回からは黒田が登板。夏のオープン戦で社会人チームに「毎試合打たれていた」と言い、そこから質の高い球を投げる練習を重ねてきたという。この日は自己最速を更新する148キロの直球を勝負所で用い、2イニングを無失点で切り抜けた。8回を任された3番手の左腕・小橋も「低めを意識して良い球を投げたり、東さんと一緒に下半身のトレーニングをしてきた」という夏場の努力が実り、相手の1〜3番を三者三振に打ち取る好リリーフ。最終回には山上が、先頭打者に安打を許したが後続を抑え、完封リレーを成功させた。投手陣の安定感が光った立命館が、1つ目の勝ち点を獲得した。

第1節の2試合を終え、後藤監督は2試合で1失点の投手陣に「よく抑えた」と賛辞を送った。この日に登板した4投手は春もマウンドを経験した2回生だが、春に比べるとどの投手も球速や球のキレ、安定感が飛躍的に向上し、春にはなかった安心感が漂っていた。春の立同戦2回戦で17失点を喫し、その悔しさをバネにハードな練習を積み、さらに各投手ごとに設定した課題に取り組み、夏の社会人チームのオープン戦で自信をつけた。9回に登板した山上は後藤監督に体重を落とすように命じられ、下半身の強化し10キロ程度の減量に成功。それによって「体にキレが出て、球にもキレが出てきた」と満足している様子だった。9月17日からの近畿大戦では、好投手の畠との対戦となる。高島は「3点取れれば良いと思う」と話すように、大量得点は難しい。その中で、いっそう成長した投手陣がいかに粘れるかが勝敗を分けそうだ。

□インタビュー
後藤監督
「(高島は)キャプテンなので、やっとてもらわないといけないと思っているが、ありがたい一打だった。投手陣は、相手がどこでも0点に抑えたことは大きいので、自信になれば。打線は試合で自分たちの打撃ができていないので、近畿大までに払拭させたい」

高島
「個人的には良い感じでリーグ戦に入れているが、自分の打撃ができていない選手が多い。投手陣は安定感が出てきて、春の経験が繋がっていると思う。守っていても焦りがなく、落ち着いてできている。4連覇に向けて、とにかく目先の1勝を取っていきたい」

岡本
「(初勝利がかかった5回は)祈っていた。試合が始まる前に緊張したこともあり、自分の投球ができなかった。夏場はストレートの球威を上げることと、変化球の精度を高めた」

小橋
「夏場から調子は良かった。普段やってきたことをやろうと思っていた。春はチームにあまり貢献できなかったので、秋は自分が投げて勝てるようにしたい」

山上
「最初の打者に安打を打たれてふらついたが、修正できたところが良かった。次回も役割を果たして抑えられたら良いと思う」

【記事=仙田幸久、インタビュー=仙田幸久、門野稜子】