【女子陸上ホッケー部】ケガ人続出も若手躍動で全日本3位/女子陸上ホッケー部

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◆立命館 2-1 天理大

(7月3日(日) 第35回全日本大学ホッケー王座交流戦 女子3位決定戦 @立命館ホリーズスタジアム)

 

陸上ホッケーの日本一を決める王座決定戦は3日、最終日を迎えた。2日の準決勝で山梨学院大に敗れた立命館は3位決定戦で天理大と対戦し、2-1で勝ち全日本3位が決まった。

 

2004年以来12年ぶりの王座決定戦優勝を目指して本拠地での大会に挑んだ立命館ホリーズ。主力の3人をケガで欠き、例年以上の苦戦が予想されたが、今季これまで勝てていなかった宿敵・天理大に雪辱を果たし、昨年の4位を上回る3位に滑り込んだ。

 

オーダー

GK 紙本

FB 木原、森川、安原

MF 石川、塩入谷、飯見、佐々木

FW 笠丸、藤谷、湯浅

 

立命館は試合序盤から勝ちへの強い気持ちがみなぎっていた。「アップから声を出して、勝ちたい気持ちを持たせた」と山田監督も雰囲気作りの方法を工夫し、気持ちの入れ方が難しい2年続けて王座決定戦は4位に終わっており、さらにこの日の相手が今季の対戦でまだ勝てていないライバル天理大だったということもあり、「気持ちを持って行けた」と主将の木原(産4)は振り返った。

前日の準決勝では無得点に終わった攻撃陣がこの日は序盤から奮起した。前半17分にPC(ペナルティー・コーナー)の好機を得ると、荒川(営2)がこの大会自身初となる得点を決め、先制に成功。「『何かしら点は取りたいな』と思っていた」と荒川。2日ぶりの得点に、フィールド上で歓喜の輪ができた。なおも立命館は攻撃の手を緩めず、6分後には1回生の飯見(産1)も続き、追加点を挙げた。飯見は主力選手の離脱によって先発出場の座をつかんだ選手である。「足を引っ張らないように」と意気込んでいたが、この日は貴重な得点を決め、主力が抜けた穴を埋める活躍を見せた。試合の主導権を握り、前半を2-0で終えた。

後半になっても攻めの姿勢を見せ、相手ゴールに迫った。しかし、中盤に得たPCの好機を逃すなど、3点目は取れなかった。それでも、「絶対に足を止めないように」との指示通り、DFが天理大の攻撃を粘り強くしのいだ。試合終了間際の33分に失点したものの、1点差を守り切り勝利。ライバル・天理大に対しての今季初勝利、さらに前年を上回る王座決定戦3位という成績をつかみ、悔しさはありながらも笑顔で大会を締めくくった。

連覇はならなかったものの3位という結果を残したホリーズ。「悔しさはあるけれど、勝ったことは大きい」と木原は充実した表情を見せた。主力に代わって入った飯見など下級生が多く出場し、持っている実力を大舞台で発揮した。「正直DFが3人抜けたのはきつかったが、下級生が頑張った」と山田監督も活躍を称賛し、収穫を口にした。チームは次の目標として11月のインカレ2連覇を挙げている。それまでに西日本インカレ、日本リーグ、秋季リーグ戦など遠征を含む大会が多く控えているが、その中で復帰した主力と、今大会で成長を見せた下級生がより高いレベルで切磋琢磨し、インカレ連覇を実現してほしい。

 

インタビュー

山田監督

「優勝を狙っていたので残念ではあるが、勝てていない天理大に勝てたのは大きい。3位決定戦というやりにくい試合で勝ち切れたのも良かった。チーム全体としての力が上がっていると思う」

木原

「前半の2点が大きかったし、PCを決められて良かった。気持ちも相手に負けていなかった。ライバルに勝てたのは大きいし、今日は喜んで、インカレに向けて反省点を改善していきたい。下級生も多く出場する中、PCもいつもとは違うメンバーで臨んで、得点でき活気付くことができた」

荒川

「昨日FWの役割を果たせてなかったのでうれしかった。相手は守備が強いイメージがあって、春季リーグも負けているので、悔しい気持があった。得点した瞬間は、チームメートに頭をぐしゃぐしゃにされて、嬉しかった。(王座決定戦初得点については)FWからどんどん攻める意識を持っていたので良かった。決勝に行きたかったが、3位と4位でも違いがあるので、勝てて良かった」

飯見

「(得点した場面について)もう1点追加して引き離したいと思っていた。ゴールした瞬間は、ボールが来ると思っていなかったし、気づいたら決まっていたという感じ。主力が抜けている中で、メンバーに選んでもらったからにはチームには貢献したいと思っていた。試合前緊張するタイプだが、先輩が笑わせてくれたり、声を掛けてもらったりして嬉しかった。今後はプレーの面でもミスを減らせるように、また、守備の面が課題なので1vs1で負けないようにしたい。将来的には、(立命館の)先輩のようになりたい」

 

(記事=仙田幸久)