♢立命館 49-101 愛知学泉大学
(6月11日(土) 西日本学生バスケットボール選手権大会準決勝@エディオンアリーナ大阪)
第1ピリオド 立命館 4-25 学泉大
第2ピリオド 立命館 16-22 学泉大
第3ピリオド 立命館 15-32 学泉大
第4ピリオド 立命館 14-22 学泉大
合計 立命館 49-101 学泉大
スターティングメンバー
#4 坂本美樹
#6 森紗彩
#8 波多野由花
#11 中田敦子
#16 辻本晴香
西日本学生バスケットボール選手権大会準決勝が11日、エディオンアリーナ大阪で行われ、昨年度この大会ベスト4の強豪愛知学泉大学と対戦した。
前日の準々決勝、関学戦で劇的な勝利を収めた立命館は、勝ち上がった勢いそのままに準決勝の学泉大に臨んだ。しかし、準決勝までノーシードで勝ち上がってきた立命館は、「ある程度は予想していたが、ここまでの連戦で選手たちは疲労困憊だった」と野老監督が言うように、第1ピリオド序盤から学泉大に立て続けにゴールを許し、4-25で第1ピリオドを終える。
続く第2ピリオドでは#4坂本がゴールを決め、活躍を見せるも学泉大の猛攻を止めることが出来ず、20-47で前半を折り返した。#4坂本主将はチームに「点差は関係なしに、今できることをチームプレーでやって次の試合に活かしていこう」と後半に向かって、選手に声をかけた。巻き返しを狙う立命館は第3ピリオド直後、#8波多野のゴールで幸先よく後半のスタートをきるもやはり学泉大の壁は厚かった。「学泉大の体は強い。シュート率の高さの差が1番出て、1対1で守る立命館のディフェンスの低さと学泉大のオフェンス力の高さに差が出てしまった」と#4坂本主将は試合後反省点を口にした。終始リードされる苦しい展開で最終スコア49-101と完敗を喫した。

選手たちの体力は限界にきているのが現状だが、3位決定戦が残っている。野老監督は「この状態でチームは前向きになんとかしようという積極的な意識が生まれている。こういった心がけがあればチームは成長する」と選手たちに期待を込め12日(日)の3位決定戦に臨む。相手は関西リーグで対戦したことがある大阪体育大学。「今年はまだ対戦がないが、お互いの特徴は分かっている。大体大はディフェンス力が強いので、しっかり立命館がディフェンスから粘って自分たちのペースで試合を進めていきたい」と坂本主将は意気込みを語った。
3位決定戦では、立命館らしさを存分に出し、笑顔で大会を締めくくってもらいたい。
〈試合後のコメント〉
○野老監督
相手の学泉大はシード校でまだ3連戦。選手たちのなんとかしようという気持ちに、身体がついていかなかった。ここまでの連戦はインカレでもありえないような長丁場なので、それを乗り切ったということは大きなキャリアになった。
○#4坂本美樹主将
ベスト4に入って強い相手とできるのは嬉しかった。しかし、そこで勝負しないといけなかったのに、出だしから相手のペースで試合を進めてしまって、自分たちのプレーがあまり出来なかった。
【記事:松下由佳 インタビュー:松下由佳、森本善仁 写真:森本善仁】